正式には「サラッと一句! わたしの川柳コンクール」
調べてみると 1985年に第一生命の社内報の企画で募集開始となり
その後1987年から一般公募となり1988年からスタートし今年で早37年目
その年のサラリーマンの悲哀と時代背景・流行語・世間の動き等をユーモラスに詠んでる
現代の世相を反映する指標としても使われる
絶妙なフィーリングで作られた一句は見事
よくぞ考えた! 座布団一枚!! と言える句が並ぶ
せっかくなので ここで昔の代表句を少しご紹介
①1991年の「まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる」は傑作
もしや当時 そんな家庭が多かったのか???
働き方改革なんてなかった時代 お父さん お疲れ様でした
②1995年の「ゴハンよ! と呼ばれて行けばタマだった」 はなんかご主人可哀そう!!
この辺りは 結構ご主人をターゲットにした句が多い
なんとなくワンちゃんのいる家庭にありがちな現象
③2004年は「オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る」
これもよくある光景 ご主人が電話するだけましかも
オレオレ詐欺という名前は鳥取県警米子署が命名し 振り込め詐欺は2004年に警察庁が命名
お父さんの帰るコールも こうやって切られてはたまりません
④2009年は「仕分け人 妻にくらべりゃ まだ甘い」
2009年には事業仕分けがブーム
やはり 年代は関係なく
家の仕分けに関しては妻に軍配が
流石 奥さん 毎日お疲れ様
⑤2016年「ゆとりでしょ? そう言うあなたは バブルでしょ?」
実際 ゆとり世代とは1987年から2004年に生まれた世代
授業時間の削減等のゆとり教育を受けた世代
バブル世代は1965年から69年生まれ
筆者は団塊の時代と新人類の中間の為
世代名はなし
なんとなく面白くない気も(笑) 名前欲しかった・・
⑥2020年「会社へは 来るなと上司 行けと妻」
まさにコロナ禍
緊急事態宣言で大阪駅から乗客が消えた頃が懐かしい
新幹線は一両に乗客自分一人だけって時が
今となっては 昔の話
さて 今年の応募作品もよく考えられてます
「下がらない 米の値段と 血糖値」
お米の値段も ガソリン価格も下がらず 他も物価高
「ワイキキの オーシャンビューで カップ麺」
円安では せっかくのハワイも日本より高いカップ麺で我慢
参考 ワイキキのABCストアでカップ麺を買うと 日本の3倍ほど😢