インフォームド・コンセント 直訳すると
「医師の説明」と「患者の同意」と言う意味
①患者の病名・病状を正しく伝える
②治療に必要な検査の目的と内容を伝える
③治療のリスクや予想される副作用を伝える
④治療法や処置の成功の確率を伝える
⑤その治療方法や処置以外の代替方法があれば伝える
⑥これらの治療を拒否した場合 どういう結果になるか伝える
しかし
こんなパターンはアカンと思います
「現在〇〇さんの病気の状態は▲▲です
あなたに対しては現代の医療で取りえる治療法としてはAとBがあります
もちろん 治療をしないという選択肢もあります
Aの治療の場合の5年間の生存の割合は●●と高いですが ✖✖という重篤な副作用が◎◎の確率で起きます
一方 治療BではAよりも安全性は高いですが 治療効果は〇〇です
最後に無治療は最も安全ですが 効果は期待できません
もちろん あなたが一番良いと思う治療を選ぶ権利がありますので」
さあ皆さんは どう思われますか? あり得る話です
ここのポイントは ひとつ
・専門家としての推奨がないこと
・そして患者が持つ個別の事情を知ろうとする姿が果たして・・
こうなると
専門知識を持たない患者が 自分にとって最もよい判断が出来るとは思えない
「先生に全てお任せします」の時代は終わりました
これからは 賢い患者になることが求められている
・出来たら2人で診察室へ
・診察受ける時はメモを準備
・先生の話を録音する
・画像はスマホで写真撮る(必須) 筆者は必ずやります
・納得出来ない時は何度も質問する等
特に総合病院(大学病院も)は長時間待ちの3分診療だし(一度カウントしてみて下さい)
先生はPC画面だけ見てせっせとキーボード叩き 患者の顔すら見てない所もある それって診察?
お互い 賢い患者を目指しましょう!!