今年のNHK大河ドラマはいつもと何かが違ってます
べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~
江戸のメディア王と言われ TSUTAYAの名前の由来になった浮世絵の版元
蔦重を描いています
その中でも
彼が育った吉原のセットが凄い
火事のシーンもVFX(含むCG)の効果で迫力満点
その吉原とは今の台東区千束
「よし原大門」というモニュメントが立ち 吉原交番もある
東京ドーム2個分の敷地
ドラマでは煌びやかな花魁の吉原を描いているが 実はドロドロの実態も登場させている
ナレーションで聞き覚えのある声が
なんと 綾瀬はるかの語りでビックリ
九郎助稲荷(くろすけいなり)役で
おしりにキツネのしっぽを付けて スマホを操作している
目を疑ったのは女郎のうつ伏せ状態の裸の死体の映像
従来のNHKにはないスタイルを感じる
NHKが大河では初の「インティマシー・コーディネーター」を起用
これはヌードや性的描写で俳優を身体的・精神的に守りサポートする役割
日本にはわずか数人だが この場面で活躍
そして 花魁とは位の高い遊女
今の時代で言えば高級娼婦・高級愛人
「おいらの所の姉さん」が訛って「おいらん」になったとかの説も
茶道・華道・書道・書画・和歌・漢詩・囲碁・将棋・琴・三味線等にも秀でている
花嫁修業も超えた 超スーパーレディ
そして完全階級社会
厳しすぎる・・・
ドラマの最後には蔦重が「桶伏せ」という制裁を受けていた
これは主にお金がないのに遊んだお客へ行った制裁
路上で晒しもの 怖すぎ!
平安の世を描いた「光る君へ」からべらんめぇ口調の江戸時代へ
今回の大河は日曜の夜から少しワクワク感が出て来そうな予感も
これから 葛飾北斎・喜多川歌麿そして滝沢馬琴等がどんな形で登場してくるか楽しみです